なぜTOKYO LICKSを作ったのか
正直なことを言います。TAM LABOでクライアントの仕事をしていると、「良い人を紹介してほしい」という依頼が定期的に来ます。Web制作、コンテンツ、SNS運用——領域は様々ですが、共通しているのは「誰を信用すればいいかわからない」という状態です。
そのたびに私が個人的なネットワークから人を当たっていました。それがいつの間にか仕組みになった、というのがTOKYO LICKSの正直な出発点です。プラットフォームを作ろうと設計したというより、やっていたことを可視化した、という感覚に近い。だからTAM LABOの審査基準も、「採用基準を作ろう」と考えたものではなく、人を見るときに自然に使ってきた判断軸を言語化したものです。
フリーランス市場の現実とは何か
私はかつて労働局で様々な方の相談を受けていました。そこで見てきたのは、フリーランスという働き方の光と影です。
相談に来る人の多くは、いわゆる「正社員以下」の状態に陥っていました。雇用保険も社会保険もなく、収入は不安定で、断れない案件を抱え続けて疲弊している。フリーランスという肩書きだけが独立して見えて、実態は最も立場の弱い働き方になっている人を、何人も見てきました。
一方で、1割ほど確実にいました。本当に強いフリーランス。選べる人間です。依頼を断れる、単価を下げない、クライアントと対等に話せる。この層は正直なところ会社員よりよほど優秀で、どこに出しても恥ずかしくない仕事をする。フリーランス市場というのは、この二極が同じ土俵に並んでいる場所です。外からは見分けがつかない。
なぜ副業人材の方がフリーランスより強いのか
TOKYO LICKSに集まっているのは、フリーランスではなく副業人材が中心です。これは意図的な設計です。
副業人材には構造的な強みがあります。本業収入が安定しているから、案件を選べます。興味のある仕事、自分が力を発揮できる仕事だけを受ける。モチベーションの質が、生活費のために断れないフリーランスとは根本的に違います。本業で現役であることも大きい。スキルが常に現場で更新されています。NDAや稟議、チームでの動き方、企業内のコミュニケーション作法——こういったことが当たり前に身についています。
「サラリーマンは使えない」と思っている方こそ、読んでほしい。その感覚は正しい部分があります。指示待ちで動く、コスト意識が薄い、スピード感がない——そういう人は確かにいます。ただそれは、サラリーマンという属性の問題ではなく、その人個人の問題です。TAM LABOの審査を通過している副業人材は、BtoBの上流経験のある人たちです。本業を持ちながら副業でも稼げている。年収・年商の基準を満たし、Web領域のリテラシーテストをクリアし、クライアントワークの実績がある。本業でも結果を出しながら、さらに外でも稼いでいる層です。「使えないサラリーマン」とは、そもそも属性が違います。
TAM LABOの審査基準はどうなっているのか
TLから発注できるプレイヤーは、全員TAM LABOが実施する審査の通過者です。TOKYO LICKSには権上の個人的な興味からインタビューのみ行った方も掲載されていますが、発注対象となるのはTAM LABOのスコアリングで80点以上の方に限ります。
| 年代 | 基準(年収・年商) |
|---|---|
| 20代 | 600万円 以上 |
| 30代 | 650万円 以上 |
| 40代 | 700万円 以上 |
| 50代〜 | 個別アセット判断 |
保有Webアセット
の実績
どんな案件に向いているのか、向いていないのか
TLへの発注が機能しやすいのは、単発よりも継続を前提とした案件です。副業人材は「この会社のことを理解した上で動く」ことに強みがあります。一度関係ができると、クオリティが上がり続けます。社内にWeb人材がいない、または少ない企業にも向いています。予算は大手代理店より抑えたいが、クオリティは妥協したくない——このポジションがTLの一番得意な場所です。
案件によっては、TOKYO LICKSのスタッフが窓口として直接対応します。連絡・進行管理・品質確認をスタッフが担うため、クリエイターへの丸投げにはなりません。NDA厳守については、私自身の経歴をご覧いただければわかると思います。労働局での経験を含め、個人情報・機密情報の扱いが業務の前提であった環境を長く経験しています。
一方で、向いていない案件があることも正直に言います。「今週中に納品」のような超短期の突発案件、または成果物の方向性が社内でまったく固まっていないケースは、私たちの動き方と合いません。
OLEO AIO PACKという選択肢があります。
どんな人が集まっているのか
掲載メンバーは、私が直接声をかけた人、またはその紹介によって繋がった人です。いい仕事をする人は、いい人から紹介される。経験則としてほぼ正しいと思っています。現時点で、審査を経て掲載待ちの方がすでに10名以上います。
興味があれば、まず話だけでも聞いてください。